元永:僕は、あまり知らなかったんですが、先ほどちょっと話が出ましたように、ベイエリアには美術館やギャラリーがたくさんあるみたいですね。
木村:そうです。兵庫県立近代美術館の新館は、神戸市東部新都心で建設が進められている「HAT神戸」の中に建設されます。まさにベイエリアです。そのほか、思いつくままにいいますと、大阪市ですと、天保山ギャラリーがありますし、南港のATCとWTCとふれあい港館の中にもギャラリーがあります。また、りんくうタウンには、先ほど言った大阪府のギャラリーが4月にオープンしています。神戸市でも、六甲アイランド内に、神戸市立小磯記念美術館と神戸ファッション美術館があります。
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元永:確かに言われてみると、たくさんありますね。
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木村:鳴門には、大塚国際美術館という陶板で世界の名作をコピーした美術館もあります。これからもベイエリアにミュージアムやギャラリーが、どんどん作られていくんじゃないかと思いますよ。また、美術館というような、きちっとした入れ物がなくても、ウォーターフロントには、公園やフリースペースもたくさんありますから、そこに元永さんの作品をはじめ、色々な作家の作品がもっと展示されていくでしょう。
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元永:大塚国際美術館の作品は、僕のアトリエのすぐ近くで作っていたので、製作中は一体何をやってるんだろうと思いましたよ。
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木村:あの美術館の作品は全てコピーなんですが、“量は一定限度以上になると質に転化する”という言葉のとおり、2000点も並ぶとインパクトが大きいです。
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元永:淡路島の花博が終わった後の夢舞台でも、国際石彫コンクールで入賞した彫刻が屋外展示されるようですね。いずれにせよ、海辺にアートのスポットが増えていくのはいいことです。僕も毎日新聞から頼まれて、女房と一緒に近代美術館に隣接して植樹された水際公園に、約30mの長い「夢・きづな」をテーマにした、変化に富んだベンチを作っているところです。
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木村:それだけに、多くの人に足を運んでもらいたい。
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元永:そのため、何か特別に人が足を運んでくれるような仕掛けをしているんですか。
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木村: 新館の南側には催しができる空間が設けられます。ここで、大道芸人にパフォーマンスをしてもらったりして、自然に若者が集まるような空間にできないものか、色々と考えています。
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元永:別に若者に限らなくてもいいと思いますよ。日本は高齢化社会が進んでいますが、年寄りだってまだまだ元気ですから、年齢に関係無く、人が集まるような仕掛けをするべきです。僕だって、まだまだやりたいことがたくさんありますし、新しいアイデアがどんどん出てきますから。
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木村:確かに老若男女を問わず、誰にでも人気があるスポットにしなくてはいけませんね。
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