「ベイ今昔写真館」では、大阪湾ベイエリアの今と昔の姿を写真で比べて、その移り変わりをご紹介します。
時代とともに変わりゆくベイエリアの歴史をお楽しみください。 |
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昭和4年 大阪鉄工所 桜島工場造船台
(大阪歴史博物館 所蔵) |
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平成21年 |
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昭和41年 安治川周辺の工業地帯
((財)大阪市都市工学情報センター 所蔵) |
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平成21年 |
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USJ付近の様子(航空写真 開業前)
平成3年(大阪市 提供) |
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USJ付近の様子(航空写真 開業後)
平成19年(大阪市 提供) |
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明治14年(1881)、イギリス人実業家E・H・ハンターが安治川の畔に「大阪鉄工所」を創設、明治33年(1900)桜島工場が操業を開始する。船舶の建造・修理のみでなく陸用機関機器、橋梁の製作も手がけて明治40年前後には三菱造船、川崎造船に次ぐ日本三大造船所に成長し、後に日立造船へと発展を遂げる。第一次世界大戦をきっかけに大阪の工業は軽工業から重工業へと進展、空前の好況に見舞われ、大阪経済の発展は地方の人々を大阪に吸収し、人口の急増をもたらした。
創業以来の拠点であった桜島工場は、平成9年(1997)に閉鎖された後、隣接する住友金属工業工場跡地と共に平成13年(2001)テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」として生まれ変わった。大阪湾臨海地域開発整備法の中核的施設であり、交流拠点として賑わいをもたらしている。 |
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