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1.名称及び区域
(1)名称:大阪府関連整備地域
(2)区域:豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、
島本町、豊能町、能勢町(以上を北大阪地域という。)
守口市、枚方市、八尾市、寝屋川市、大東市、柏原市、門真市、
東大阪市、四條畷市、交野市、(以上を東部大阪地域という。)
富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市、
太子町、河南町、千早赤阪村、美原町(以上を南河内地域という。)
の各全域(総面積約109,860ha)
2.整備等の目標
都市基盤の整備水準を総合的に高めながら、本地域がもつ歴史的・地理的・文化的特性を活かした魅力ある個性的な雰囲気とゆとりある空間を持ち、相互に連携・補完しながら、発展をとげることができる地域づくりを目指すとともに、特に、大阪湾臨海地域の整備等との適切な役割・機能の分担及び有機的かつ効率的な連携に十分配慮する。
3.大阪湾臨海地域との有機的かつ効率的な連携に関する事項
・工業技術院大阪工業技術研究所等大阪府関連整備地域の学術・研究機能は、大阪府大阪湾臨海地域の産業機能を支援するとともに、大阪府大阪臨海地域の研究開発拠点となる和泉・岸和田丘陵部地区との連携が期待される。
・大阪府関連整備地域は、豊富な緑を中心とする優れた自然環境に恵まれており、これらを活かしたゆとりある良好な居住機能の整備や高次都市機能の向上など、世界都市機能の充実が期待される。
・大阪湾や河川の水質改善に資する下水道事業・河川浄化事業、国土保全施設である河川改修・ダム・砂防事業などや、広域的な経済・文化の交流、都市相互の連携やネットワークを強化するための広域幹線道路網や情報・通信基盤の整備事業推進においては、大阪湾臨海地域との連携を図る必要がある。
・建物の倒壊や火災の可能性の高い木造密集市街地において、建築物の不燃化、耐震化の促進と、住宅・住環境や都市基盤施設の総合的な整備を進め、災害に強いすまいと街づくりを推進するとともに、防災について、八尾空港等の広域的な防災拠点の整備の具体化を図り、大阪湾臨海地域の防災拠点の連携を目指す。
4.環境の保全に関する事項
「大阪府環境基本条例」(平成6年3月)の理念を踏まえ、「府民が健康で豊かな生活を享受できる社会の実現」「自然と共生する豊かな環境の創造」「文化と伝統の香りの高い環境の創造」「地球環境保全に資する環境に優しい社会の創造」を基本方針とする大阪府環境総合計画(平成8年3月)を策定し、環境の保全に関する法令や諸計画との整合をとりつつ、環境負荷を軽減するよう努め、環境の保全と創造を図る。
5.配慮すべき事項
災害の防止等について:災害の発生に備え、建築物、公共構造物や住工混在地区等の防災面からの点検の徹底、防災拠点施設の整備促進、防災拠点等を結ぶ緊急輸送道路の計画的整備、緊急輸送道路を確保するための交通安全施設等の整備促進、広域避難地・避難路の整備、計画的な治山・治水事業等の推進など総合的な都市防災対策をすすめるほか、都市施設の安全対策はもとより、都市全体として災害に強い都市構造の形成を目指す。 |
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