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1.名称及び区域
(1)名称:徳島県関連整備地域
(2)区域:徳島市、鳴門市、小松島市、阿南市、石井町、
那賀川町、羽ノ浦町、鷲敷町、松茂町、北島町、
藍住町、板野町、上板町、吉野町、土成町及び鴨
島町の各全域
(総面積約92,124k㎡)
2.整備等の目標
四国地方開発促進計画における「域内外の連関を高めるための交通ネットワークの整備」等の開発・発展のための戦略や、徳島県新長期計画における「いのち輝く世界の郷とくしま」という基本目標等を踏まえ、次のような役割を担っていくことを目標とする。
・近畿と四国の結節点となる立地条件や豊かな自然、伝統ある文化資源、福祉・医療・教育等の優れた生活環境等の地域特性を生かしつつ、大阪湾臨海地域との適切な役割分担と有機的な連携を積極的に図っていく。
・紀伊淡路連絡道路の事業化を図るための調査をはじめ、紀淡海峡ルートの実現に向け積極的に調査を推進するなど大阪湾環状交通網の早期形成に向けた取り組みを行い、大阪湾臨海地域を中心とする一体的な「大阪湾環状経済文化圏」の南の拠点地域となるとともに、大阪湾臨海地域及び本地域における整備の効果を四国の他の地域へ広く波及させる四国の玄関としての役割を目指す。
・21世紀の国土構造を考えていくうえで有意義であるとされている太平洋新国土軸構想や多様な地域連携軸構想の結節点としての役割を担う。
3.大阪湾臨海地域との有機的かつ効率的な連携に関する事項
本地域の特性や地域整備の方針を踏まえ、次のとおり大阪湾臨海地域との連携を図るものとする。
(1)産業分野における連携
明石海峡大橋の完成など広域高速交通体系の整備により大阪湾臨海地域から約1時間から2時間の圏内に入ること、比較的安価でまとまった用地が確保しやすいこと等の立地条件の良さを生かして、次のような役割を担うことを通じて産業分野における連携を促進する。
・先端技術産業や頭脳集約型産業等の立地を通じた、生産機能における連携や大阪湾臨海地域に立地する企業の研究開発機能を担う。
・流通加工基地や港湾の整備等により物流機能における連携を促進するとともに、大規模災害発生時における物流の代替基地としての役割を担う。
・橘湾石炭火力発電所の建設によるエネルギーの供給基地としての役割を担う。
(2)生活分野における連携
将来の大阪湾環状交通網を活用し、来る21世紀のライフスタイルをにらんだ広域的な交流を促進するため、次のような連携を通じて生活分野における連携を促進する。
・「職・住・遊・学」の諸機能が複合した生活空間の整備とともに、マルチハビテーション需要や週末滞在型のリゾートに対応した整備を進め、居住機能における連携を促進する。
・豊かな水辺環境やアメニティあふれる水辺空間の形成を図り、海洋性レクリエーション機能の連携を進める。
・生鮮食料品の供給面における連携を強化する
(3)国際的機能における連携
関西国際空港へのアクセスの近接性や大阪湾口に位置し外洋に開かれた港湾を有するという立地条件を生かし、次のような連携を通じて国際的機能における連携を促進する。
・多目的外貿ターミナル等の整備やテクノスーパーライナーの導入の検討などを行うことにより、国際的な物流機能における連携を促進する。
・阿波踊りや四国霊場八十八ヵ所をはじめとする世界に誇れる文化を継承しつつ、世界に向けて発信することにより、世界都市関西のアピールにおける連携を推進する。
4.環境の保全に関する事項
環境基本法、環境基本計画、徳島県環境プラン等にしたがって、「循環」を基調とした環境への負荷をできる限り少なくする社会経済システムの実現に努めるほか、環境保全に関する施策も展開する。
5.配慮すべき事項
災害の防止等:災害の発生に備え、防災に関する知識の普及や防災意識の高揚を図るとともに、警察、消防機関、医療機関など関係機関相互のネットワークの強化に努め、住民、企業、行政が一体となって迅速かつ的確な災害応急対策が実施できるよう火災対策、震災対策、浸水対策等の充実を図る。 |